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2011年09月20日

犬に危険なアロマオイル

今日から26日までは、動物愛護週間ですねあしあとピンク

世の中には犬・ネコさんたちのいろんな情報が溢れていて、
その情報の正しさを判断することが困難なときがあります。

アロマ情報もその一つだと思っています。

ハーブの作用や情報と区別されていないことは深刻な問題です。

植物が作り出す成分には、
水溶性成分(ハーブ)や脂溶性成分(精油)があり、
薬効や有害作用も両者では大変異なります。

またヒトとイヌは同じ哺乳類でも生理・代謝機能が異なるので、

タマネギやチョコレートがイヌにとって中毒となるように、
アロマの安全性(精油成分に対する毒性)についても、
ヒトとイヌ・ネコでは命に関わるほど、大きな差異をもたらします


オレガノ精油やクローブ精油に代表される
フェノール類に分類される精油成分(化学物質)は、

イヌ・ネコには肝毒性がーんがあります。

注意イヌには絶対にしてはいけません注意

近年、ハーブウォーターからも検出されたりしますので、
ハーブウォーターだからといって、安心はできません。

アロマの教育機関では、
ティートゥリーは安全な精油として教えられますが、
実際は、1%を超えると感作性のリスクが高まります。
経口・経皮毒性も、ユーカリ・グロブルスより強いです。


イヌでは中枢神経毒性が報告されるようにもなっています
(ティートゥリーが使われているアロマ製品の使用は危険です。)

また、人気のある種類なので偽和も横行しており、
上記の安全性が正しく伝わっていないこともあいまって、
ヒトでは、ティートゥリー精油による皮膚の感作性が世界中で増加していますので、 要注意です。

ティートゥリー精油の代用品として
ニアウリという種類を使用するレシピもありますが、
ニアウリ精油は、毒性や感作性などの安全性テストが行われていませんよ!

犬に危険なアロマオイル

イヌのアロマには、ヒトのアロマ理論をそのまま応用しているケースがあるので、気をつけてね〜

犬に危険なアロマオイル

アロマセラピーサイエンスは、アロマ有資格者や
アロマを勉強してみたいと思っている方におススメな一冊です☆




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Posted by アニマルアロマ at 23:00│Comments(0)犬・猫のアロマ
 
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